From 289f6a146c0b2087607d8d8659531ea90142779a Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Leo C Date: Sun, 27 May 2018 21:26:38 +0200 Subject: Import fatfs R0.13b --- fatfs/doc/ja/lseek.html | 130 ------------------------------------------------ 1 file changed, 130 deletions(-) delete mode 100644 fatfs/doc/ja/lseek.html (limited to 'fatfs/doc/ja/lseek.html') diff --git a/fatfs/doc/ja/lseek.html b/fatfs/doc/ja/lseek.html deleted file mode 100644 index 00e4a95..0000000 --- a/fatfs/doc/ja/lseek.html +++ /dev/null @@ -1,130 +0,0 @@ - - -
- - - - - -ファイルのリード/ライト ポインタを移動します。また、高速シーク機能使用時にはCLMT(後述)の作成にも使用します。
--FRESULT f_lseek ( - FIL* fp, /* [IN] ファイル オブジェクト構造体へのポインタ */ - FSIZE_t ofs /* [IN] 移動先オフセット */ -); --
-FR_OK, -FR_DISK_ERR, -FR_INT_ERR, -FR_INVALID_OBJECT, -FR_TIMEOUT, -FR_NOT_ENOUGH_CORE -
-ファイルのリード/ライト ポインタ(次に読み出し・書き込みされるバイトのオフセット)を移動します。オフセットの原点はファイル先頭です。書き込みモードでファイル サイズより大きな値を指定すると、そこまでファイル サイズが拡張され、拡張された部分のデータは未定義となります。データを遅延無く高速に書き込みたいときは、予めこの関数で必要なサイズまでファイル サイズを拡張しておくと良いでしょう。ファイルに連続したデータ領域を割り当てる必要があるときは、f_expand関数を使用してください。f_lseek関数が正常終了したあとは、リード/ライト ポインタが正しく移動したかチェックするべきです。リード/ライト ポインタが指定より小さいときは、次の原因が考えられます。
-高速シーク モードは、ファイルのクラスタ配置情報(CLMT)をメモリ上に保持しておくことにより、FATにアクセスすることなく後方シークやロング シークを高速に行う機能で、シーク動作のほかf_read/f_wtite関数の動作にも適用されます。ファイルが高速シーク モードの間はf_wtite/f_lseek関数によるファイル サイズの拡張はできません。
-高速シーク モードは、ファイル オブジェクトのメンバcltbl(f_open関数でNULLになる)にNULL以外を設定したとき有効になるので、まずCLMTを作成しておく必要があります。これを作成するには、まずCLMT格納バッファ(DWORD型配列)を準備し、cltblにそのポインタをセットします。そして、配列の先頭要素にその配列のサイズ(要素数)を入れ、f_lseek関数をofsにCREATE_LINKMAPを指定して呼び出します。関数が成功するとCLMTが作成され、以降のf_read/f_write/f_lseek関数ではFATへのアクセスは発生しません。CLMTの先頭要素には実際に使用した(または必要となる)要素数が返されます。使用される要素数は、(ファイルの分割数 + 1) * 2 です。たとえば、ファイルが5つのフラグメントに分断されているときは、12要素が使用されます。FR_NOT_ENOUGH_COREで失敗したときは、配列サイズが不足です。
-_FS_MINIMIZE < 3のとき使用可能です。高速シーク モードを利用するときは、_USE_FASTSEEK == 1である必要があります。
-- /* ファイルを開く */ - fp = malloc(sizeof (FIL)); - res = f_open(fp, "file.dat", FA_READ|FA_WRITE); - if (res) ... - - /* ファイル オフセット5000へ移動 */ - res = f_lseek(fp, 5000); - - /* ファイル終端へ移動(ファイル追記の準備) */ - res = f_lseek(fp, f_size(fp)); - - /* 3000バイト進める */ - res = f_lseek(fp, f_tell(fp) + 3000); - - /* 2000バイト戻す (ラップアラウンドに注意) */ - res = f_lseek(fp, f_tell(fp) - 2000); --
-/* クラスタ先行割り当て (ストリーミング ライト時のバッファ オーバーラン防止) */ - - res = f_open(fp, "record.wav", FA_CREATE_NEW | FA_WRITE); /* ファイル作成 */ - - res = f_lseek(fp, MAX_SIZE); /* 十分なクラスタの先行割り当て */ - if (res || f_tell(fp) != PRE_SIZE) ... /* 正しくファイルが拡張されたかチェック */ - - res = f_lseek(fp, DATA_START); /* データ ストリームの記録(アロケーションディレイ無し) */ - ... - - res = f_truncate(fp); /* 不要領域の切り捨て */ - res = f_lseek(fp, 0); /* ヘッダの記録 */ - ... - - res = f_close(fp); --
-/* 高速シーク機能を使う */ - - DWORD clmt[SZ_TBL]; /* リンク マップ テーブル格納バッファ */ - - res = f_open(fp, fname, FA_READ | FA_WRITE); /* ファイルを開く */ - - res = f_lseek(fp, ofs1); /* 通常シーク (オープン時、cltblはNULLに初期化される) */ - - fp->cltbl = clmt; /* 高速シーク機能の有効化 */ - clmt[0] = SZ_TBL; /* 先頭要素に配列要素数をセット */ - res = f_lseek(fp, CREATE_LINKMAP); /* CLMTの作成 */ - ... - - res = f_lseek(fp, ofs2); /* 以降、f_read/f_write/f_lseekでFATアクセスは発生しない */ --