FatFs 汎用FATファイルシステム モジュール


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FatFsは小規模な組み込みシステム向けの汎用FATファイルシステム モジュールです。ANSI C(C89)準拠でハードウェア アーキテクチャには依存しないので、必要なワーク エリアが確保できれば、8051, PIC, AVR, SH, Z80, 68k, H8, ARMなど安価なマイコンでも使用可能です。このほか、FatFsを極小マイコン向けにシュリンクしたぷちFatFs↗ もあります。

FatFsモジュールの特徴

上位レイヤ インターフェース

FatFsモジュールは、アプリケーション レイヤに対し、次のファイル操作関数(API)を提供します。つまり、このリストはFatFsにできることをシンプルに示しています。

下位レイヤ インターフェース

FatFsモジュールは、単なるファイル システム レイヤなので、ストレージ デバイス制御レイヤは含まれません。使用するプラットフォームやストレージ デバイスに対応した制御関数は、ユーザによって提供される必要があります。FatFsモジュールは、下位レイヤに対し標準的には次のインターフェースを要求します。拡張機能、たとえばOS関連機能を有効にしたときは、加えてプロセス/メモリ操作関数なども必要になります。サンプル プロジェクトに下位レイヤの実装例を示します。

資料

FatFsモジュールはフリー ソフトウェアとして教育・研究・開発用に公開しています。どのような利用目的(個人利用から商用まで)でも使用・改変・配布について一切の制限はありませんが、全て利用者の責任の下での利用とします。詳しくはアプリケーション ノートを参照してください。


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