<dt>old_name</dt>\r
<dd>変更対象のファイルまたはサブ ディレクトリの<a href="filename.html">パス名</a>を示すヌル文字<tt>'\0'</tt>終端の文字列へのポインタを指定します。</dd>\r
<dt>new_name</dt>\r
-<dd>新しいパス名を示すヌル文字<tt>'\0'</tt>終端の文字列へのポインタを指定します。既に存在するオブジェクトと同じ名前は使えません。また、ドライブ番号は指定しても無視され、<tt class="arg">old_name</tt>で決められた論理ドライブ上のオブジェクトとして扱われます。</dd>\r
+<dd>新しいパス名を示すヌル文字<tt>'\0'</tt>終端の文字列へのポインタを指定します。また、ドライブ番号は指定しても無視され、<tt class="arg">old_name</tt>で決められたボリューム上のオブジェクトとして扱われます。これと同じパス名(<tt class="arg">old_name</tt>は除く)のオブジェクトが存在すると、関数は<tt>FR_EXIST</tt>で失敗します。</dd>\r
</dl>\r
</div>\r
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<div class="para desc">\r
<h4>解説</h4>\r
-<p>ファイルまたはサブ ディレクトリの名前を変更します。また、同時に別のディレクトリへの移動も可能ですが、異なるドライブへの移動はできません。<em>開かれているオブジェクトに対して使用してはなりません</em>。</p>\r
+<p>ファイルまたはサブ ディレクトリの名前を変更します。また、同時に別のディレクトリへの移動も可能ですが、異なるドライブ間の移動はできません。開かれているオブジェクトに対する使用は不正な操作となり、<em>FAT構造が破壊される可能性</em>があります。<a href="appnote.html#dup">多重アクセス制御</a>が有効のときは安全に拒否されます。</p>\r
</div>\r
\r
\r
<div class="para use">\r
<h4>使用例</h4>\r
<pre>\r
- <span class="c">/* ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\82µã\83\96ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81®å\90\8då\89\8dã\82\92å¤\89æ\9b´ã\81\99ã\82\8b */</span>\r
+ <span class="c">/* ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88 ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83\96ã\81«ã\81\82ã\82\8bã\82ªã\83\96ã\82¸ã\82§ã\82¯ã\83\88ã\81®å\90\8då\89\8dã\82\92å¤\89æ\9b´ */</span>\r
f_rename("oldname.txt", "newname.txt");\r
\r
- <span class="c">/* ファイルまたはサブディレクトリの名前の変更と別のディレクトリへの移動 */</span>\r
- f_rename("oldname.txt", "dir1/newname.txt");\r
+ <span class="c">/* ドライブ2にあるオブジェクトの名前を変更 */</span>\r
+ f_rename("2:oldname.txt", "newname.txt");\r
+\r
+ <span class="c">/* 名前の変更と同時に別のディレクトリに移動 */</span>\r
+ f_rename("log.txt", "old/log0001.txt");\r
</pre>\r
</div>\r
\r