\r
<div class="para">\r
<h2>FILINFO</h2>\r
-<p><tt>FILINFO</tt>構造体は、<tt>f_stat(), f_readdir()</tt>で返されるファイル情報を保持します。</p>\r
+<p><tt>FILINFO</tt>構造体は、<tt>f_stat/f_readdir/f_findfirst/f_findnext</tt>関数で返されるオブジェクトに関する情報を保持します。</p>\r
<pre>\r
<span class="k">typedef</span> <span class="k">struct</span> {\r
- DWORD fsize; <span class="c">/* ファイル サイズ */</span>\r
- WORD fdate; <span class="c">/* 最後に更新された日付 */</span>\r
- WORD ftime; <span class="c">/* 最後に更新された時刻 */</span>\r
- BYTE fattrib; <span class="c">/* アトリビュート */</span>\r
- TCHAR fname[13]; <span class="c">/* 短いファイル名 (8.3フォーマット) */</span>\r
-<span class="k">#if</span> _USE_LFN\r
- TCHAR* lfname; <span class="c">/* 長いファイル名のバッファへのポインタ */</span>\r
- int lfsize; <span class="c">/* 長いファイル名のバッファのサイズ [文字数] */</span>\r
+ FSIZE_t fsize; <span class="c">/* ファイル サイズ */</span>\r
+ WORD fdate; <span class="c">/* 最後に更新された日付 */</span>\r
+ WORD ftime; <span class="c">/* 最後に更新された時刻 */</span>\r
+ BYTE fattrib; <span class="c">/* アトリビュート */</span>\r
+<span class="k">#if</span> _USE_LFN != 0\r
+ TCHAR altname[13]; <span class="c">/* 代替ファイル名 */</span>\r
+ TCHAR fname[_MAX_LFN + 1]; <span class="c">/* 主ファイル名 */</span>\r
+<span class="k">#else</span>\r
+ TCHAR fname[13]; <span class="c">/* ファイル名 */</span>\r
<span class="k">#endif</span>\r
} FILINFO;\r
</pre>\r
<h4>メンバ</h4>\r
<dl>\r
<dt>fsize</dt>\r
-<dd>ファイルのバイト単位のサイズが格納されます。ディレクトリの場合は常に0です。</dd>\r
+<dd>ファイルのバイト単位のサイズが格納されます。ディレクトリの場合は常に0です。データ型<tt>FSIZE_t</tt>は、<tt>DWORD</tt>(32-bit)または<tt>QWORD</tt>(64-bit)のエリアスで、exFATサポートの有無により切り替わります。</dd>\r
<dt>fdate</dt>\r
<dd>ファイルの変更された日付、またはディレクトリの作成された日付が格納されます。<br>\r
<dl>\r
<dt>fattrib</dt>\r
<dd>属性フラグが格納されます。フラグは<tt>AM_DIR, AM_RDO, AM_HID, AM_SYS, AM_ARC</tt>の組み合わせとなります。</dd>\r
<dt>fname[]</dt>\r
-<dd>8.3形式の名前が<tt>'\0'</tt>で終わる文字列として格納されます。非LFN構成のときは、常に大文字で返されます。LFN構成のときは短い名前が返されますが、ASCII英字が小文字になる場合があります。</dd>\r
-<dt>lfname</dt>\r
-<dd>返される長いファイル名を格納するバッファへのポインタ。この構造体を使用する前にアプリケーションにより初期化されなければなりません。このメンバにNULLが設定されるとLFNは返されません。非LFN構成のときはこのメンバは存在しません。</dd>\r
-<dt>lfsize</dt>\r
-<dd>長いファイル名を格納するバッファのサイズ(要素数)。この構造体を使用する前にアプリケーションにより初期化されなければなりません。非LFN構成のときはこのメンバは存在しません。</dd>\r
+<dd>オブジェクト名が<tt>'\0'</tt>で終わる文字列として格納されます。読み出すべき項目が無いときは、ヌル文字列が返され、この構造体が無効であることを示します。</dd>\r
+<dt>altname[]</dt>\r
+<dd>代替ファイル名があるときは、それが<tt>'\0'</tt>で終わる文字列として格納されます。非LFN構成のときは、このメンバはありません。</dd>\r
</dl>\r
\r
<p class="foot"><a href="../00index_j.html">戻る</a></p>\r