X-Git-Url: http://cloudbase.mooo.com/gitweb/z180-stamp.git/blobdiff_plain/7b78a5a287827db9e9b16286f3604aef69b37c5c..70702af1370e44e32fb2c3c507e4759a187b4fe5:/fatfs/doc/ja/dread.html diff --git a/fatfs/doc/ja/dread.html b/fatfs/doc/ja/dread.html index 2dac64e..4c8ddba 100644 --- a/fatfs/doc/ja/dread.html +++ b/fatfs/doc/ja/dread.html @@ -28,13 +28,13 @@ DRESULT disk_read (

引数

pdrv
-
対象のデバイスを示す物理ドライブ番号(0-9)が指定されます。シングル ドライブ システムでは、常に0が指定されます。
+
対象のデバイスを識別する物理ドライブ番号(0-9)が指定されます。シングル ドライブ システムでは、常に0が指定されます。
buff
ストレージ デバイスから読み出したデータを格納するバイト配列が指定されます。
sector
読み出しを開始するセクタ番号。32ビットLBAで指定されます。
count
-
読み出すセクタ数(1~128)。
+
読み出すセクタ数(1以上の値)が指定されます。
@@ -45,23 +45,23 @@ DRESULT disk_read (
RES_OK (0)
正常終了。
RES_ERROR
-
読み込み中にエラーが発生し、その回復にも失敗した。
+
回復不能なエラーにより、読み出し操作を完了できなかった。
RES_PARERR
パラメータが不正。
RES_NOTRDY
-
ドライブが動作可能状態ではない(初期化されていない)。
+
ストレージ デバイスが動作可能な状態ではない (初期化されていない)。

解説

-

ストレージ デバイスに対するデータの読み書きは、セクタ単位で行われます。FatFsでは512~4096バイトのセクタ サイズをサポートします。固定セクタ サイズ構成(_MIN_SS == MAX_SS)のときは、暗黙的にそのセクタ サイズで動作しなければなりません。可変セクタ サイズ構成(_MIN_SS < MAX_SS)

のときは、初期化後disk_ioctl()でセクタ サイズを問い合わせてくるので、それに対して正しい値を返す必要があります。 +

ストレージ デバイスに対するデータの読み書きは、セクタ単位で行われます。FatFsでは512~4096バイトのセクタ サイズをサポートします。固定セクタ サイズ構成(_MIN_SS == MAX_SS)のときは、暗黙的にそのセクタ サイズで動作しなければなりません。可変セクタ サイズ構成(_MIN_SS < MAX_SS)のときは、disk_initialize関数に続いてdisk_ioctl関数でセクタ サイズを問い合わせてくるので、それに対して正しい値を返す必要があります。

buffはBYTE型なので、指定されるアドレスは常にワード アライメントされているとは限りません。非アライメント アドレスへの転送は、直接転送において発生することがあります。もしも、ハードウェア上の制約でそのような転送が不可能なときは、この関数内で二段転送するなどして解決するか、または別の方法で対応しなければなりません。次にいくつかの対応方法を示します(いずれか一つでOK)。

一般的に、複数セクタの転送要求は、ストレージ デバイスに対して可能な限りマルチ セクタ転送しなければなりません。複数のシングル セクタ読み出しに分解された場合、スループットが低下することがあります。